UbuntuとWindows10でデュアルブート
新しくデスクトップPCを購入したのでDeepLearning用マシンに育てていきます。
何はともあれ、まずはUbuntuのインストールですね!
ただ、元から入っていたWindowsを消してしまうのは勿体ないので、デュアルブートできるようにしようかと思います。
- 用意するもの
- Ubuntuのダウンロード
- UNetbootinのインストール
- 高速スタートアップを無効にする
- Windowsのサイズを縮小する
- BIOSの設定の変更
- Ubuntuの起動
- BIOSの設定変更
- GPUドライバのインストール
- 参考記事
用意するもの
以上です。では早速作業を進めましょう。
Ubuntuのダウンロード
こちらのページからUbuntuのイメージファイルをダウンロードします。
Download Ubuntu Desktop | Download | Ubuntu
今回使うのは16.04.3です。
Ubuntuは4年に一度LTSといって長期サポートのものがリリースされます。オリンピックみたいですね。
UNetbootinのインストール
こちらのページからUNetbootinをインストールします。
UNetbootin - Homepage and Downloads
これはUSBにisoを焼いてブータブルLiveUSBを作ることができるソフトです。
Downloadボタンをクリックするとexeファイルがダウンロードされるのでこれを実行するとUNetbootinが立ち上がります。
USBにイメージを焼く
こんな感じに入力して[OK]を押す。UNetbootinを起動する前にUSBを挿しておかないと認識してくれないので注意。
高速スタートアップを無効にする
昔はこんな手順は必要なかったんですが。。。
[コントロール パネル>ハードウェアとサウンド>電源オプション>電源ボタンの動作を選択する>現在利用可能でない設定を変更します]
から[高速スタートアップを有効にする]のチェックを外して変更を保存します。
Windowsのサイズを縮小する
この作業も昔はこの段階でしなくても後でスライドバー弄るだけでできたんですが。。。今は無理なのかな?
それではCドライブのサイズを縮小する前に、復元ポイントを削除します。
[コントロールパネル>システム>システムの保護>構成]から削除をクリックします。
これをしないとUbuntuに割り当てることのできる領域サイズの上限がCドライブの半分以下になってしまいます。
私は平等な人間なのでWindowsにもUbuntuにもそれぞれ半分ずつの領域を分け与えたいと思います。
[コンピュータの管理]を開いて[記憶域]の下の[ディスクの管理]を選びCドライブを右クリックし、[ボリュームの縮小]をクリックします。
あとは[縮小する領域のサイズ]を好きなだけ調節します。Windowsの分を減らしすぎると、、、どうなるか知りませんがきっと苦しむことになると思います。
BIOSの設定の変更
いよいよ完成が近づいてきました!USBブートができるようにBIOSの設定を変更します。
ここからはスクショを撮るのが面倒だったので画像は無しです、ご容赦くださいm(__)m
BIOSへの入り方は「PCメーカー名 BIOS」でググってください。
大抵の自作PCなら[F2]か[Delete]です。
再起動する前にUSBを挿しておいたほうが表示名が分かりやすくて良いです。
[Setting> Boot>Priorities]みたいなのからUSBを使いそうなものを上の方に持ってきてください。
変更を保存して終わりです。
Ubuntuの起動
作成したUSBをマシンに挿して、起動します。
黒い画面が出るので[Install Ubuntu]を選択します。
あとはウィザードに従って手順を進めていきます。
[インストールの種類]では[それ以外]を選択すること!これを間違えるとWindowsが帰らぬ人になる可能性もあります。
swap領域の設定
[空き領域]を選んで[+]をクリックします。
[サイズ]:4000
[新しいパーティションのタイプ]:論理パーティション
[新しいパーティションの場所]:この領域の終点
[利用方法]:スワップ領域
として[OK]を選択。
swap領域のサイズは諸説ありすぎて何が良いのかよく分かりません。
Ubuntuの領域の設定
[空き領域]を選んで[+]をクリックします。
[サイズ]:残り全て
[新しいパーティションのタイプ]:基本パーティション
[新しいパーティションの場所]:この領域の始点
[利用方法]:ex4ジャーナリングファイルシステム
[マウントポイント]:/
として[OK]を選択。
ブートローダをインストールするデバイス
/dev/sda を選んでおけば良いと思う。
これで[インストール]を押すとインストールが着々と進行して完了します。
BIOSの設定変更
BIOSを起動して、[Boot>UEFI Hard Disk Drive BBS Priorities]の設定でUbuntuを上に持ってきます。
これで再起動するとOS選択の画面が立ち上がるので、Ubuntuが立ち上がるのを確認すれば成功です!!
GPUドライバのインストール
成功です!!と言いたいところでしたが自分はOS選択画面でUbuntuを選択しても紫色?の画面のまま固まってしまいました。
原因はGPUのドライバがデフォルトのnouveauでは相性が悪く、画面が映っていなかったようです。。。本当に焦った。。。泣
自分の場合はrecovery modeでUbuntu起動し、resumeを選択するとやたらとアイコンが大きい画面が表示されたのでそこでターミナルを開き、
ここで表示されるものの中に以下のページで検索したものがあればそれをインストールします。
コマンドは毎度おなじみの
これで再起動すると無事にubuntuを起動することができました。
長かった。。。。
次はTensorflowとか開発環境を整えていきます。
参考記事
Ubuntu16.04 + Windows10 のデュアルブート環境を構築する - 俺とプログラミング
Ubuntu16.04をWindows10とデュアルブート in UEFI - 極楽とんぼのロボット製作記
Ubuntu日本語フォーラム / Ubuntu 16.04 LTSインストール後再起動しても画面がくらいままで、リカバリーモードを利用しないとログインできないようです